お昼に携帯が鳴った。
それは、先週受けた会社からの採用の電話。
早速、鹿嶋の彼にメールをする。
暫くして、
「おめでとう。良かったね！　これで一安心だね」
って返事がきた。
あたしは、本当に嬉しくて喜んでいたのだった。

3時半にまたメールを受信…彼からだった。

「4／1から名古屋に転勤になりました」と。
短い文だけ…。
前に辞令があるとすれば、火曜日に言われるだろうと言っていたけど、「たぶん無いよ」って…「言われたら、行きませんって断る」って言っていたのに…。
本当にこんな日が来るとは思っていなかったから、ショックが
大きかった。
名古屋なんて、会いたいと思ってもすぐに会えないし…。
電話やメールは出来るけれど、会ってお喋りしたり、手を繋いだり、温もりを確かめ合う事が出来ないなんて…。
急に淋しくなってしまった。

仕事が決まって嬉しい報告をした日に、彼が転勤なんて
どうしたらいいの？　
あたしはこれから何を励みに生きていけば
いいのだろう。　
力が抜けてしまいそうだ。

明日東京で仕事の彼は、今日東京に帰ってきた。
帰る途中で電話をくれて、ちょっと喋る。
でも、なんだかぎこちない。
彼もショックで言葉が出てこないのだ。
あたしも我慢していたつもりなのに、涙が出てしまう。
会話も弾まず、すぐに電話を切った。

そしてまたメールが届く。

「辛い思いをさせてごめんね。辛いながらも、かりんとの関係でベストになるように、色々考えます。」

東京の家はどうするのか。
選択肢は3つだと…。
　?会社を辞める
　?家族と共に名古屋へ行く
　?一人で行く
家族と一緒に行ってくれたら、新しい彼女を見付けたりは
しないだろうか…。
一人で行っちゃったら、また淋しさから女性へ走るだろう。
会社を辞めてしまう事はないだろうから、?がいいな…。
でもメールや電話は頻繁に出来なくなってしまう。


残された日だけでも、彼女でいさせて欲しい。
3月中で、また会えるかな…。

今は元気が出ません。

先週、2社応募した。
一つは書類選考後、通れば面接。
もう一つは面接。

書類選考の所は・・・ダメでした。
パートなのに、入れないなんて…。
かなりショックでしたわ。

もう一つの方はまだ結果は出ていないけれど、
ダメだったらまた最初からだ。

早くお仕事した〜い！

ベビーを寝かしつけて、静かに家を出る。

（ちょっと顔を見て、お喋りしたら帰ろう）

そう思いながらも、服装やお化粧はちゃんとして…。

昨日鹿嶋の彼からメールがきて、

「最近ゆっくりかりんと過ごしていないから、明日は絶対
かりんに会いたいな」

・・・って。

会って、お喋りするだけ…
1時間くらい一緒に居られたら…

彼が家の近くに来てくれたのは4時過ぎだった。
車に乗って走り出す。

「どこかでお茶でもしようか？」

あたしは彼に言ってみた。

「嫌だ・・・」

「えっ？どうして？」

「・・・」

向かった先は、家から一番近いホテルだった。
そのホテルは、年下くんと月1回お泊りしていたホテル
だったので、なんとなく嫌だったけど言えなかった。
きっと言ったら、絶対Uターンしたに違いない。
あたしはここは初めて〜って素振りをするしかなかった。

久しぶりのホテルに緊張…。ベビーが産まれるまで（お腹が大きい時）も何回かホテルには入ったけれど、すべて奉仕だし…。
意味もなく洗面所で手を洗って、鏡の前にいたんだけど。
彼が近づいてきて、前からぎゅうって抱きしめられた。
彼のセーターについている香りが、あたしを安心させてくれた。
力も抜けてしまう。

その後、一緒にお風呂。
あたしが先にシャワーを使うって入っていると、いつも
後から入ってきちゃう。
湯船で肩と腰をマッサージしてくれた。
産後、6週間はHしちゃいけないって病院で言われて
いたけれど、今日は出来るのかな…？
ベビーを産んだ直後は、もう男を受け入れるのは無理！（痛さで）って思っていたし、怖いのもあった。
彼は湯船から出て、あたしの後ろから入れようとしていた。
お風呂では失敗に終わっちゃったけれど…（笑）
ベッドに行って、少しずつ…。
「思い出してくれた？」
なんて彼は言って笑ってた。

半年もブランクがあったんだもの…。
忘れないように、またぎゅうってして欲しい。

結局2時間半も彼と過ごして、家に帰った。
ベビーは、あたしが外出した後ぐずったらしく、母が
ミルクをあげてくれていた。
（ごめんなさい…）

今月はまた会えるのかなぁ。
半年ぶりの『ぎゅう』は嬉しかったけど、またあたしの中の
『淋しさ』も少し増えた気がした。



　

本日はベビーの検診日。

「当日はミルクを飲ませてから来て下さい」
と言われていたが、ベビーはあんまり飲んでくれなかった。
たぶん、便秘のせい・・・！？

二時以降と言う事で、少し早目に着いて受付を済ませる。
名前を呼ばれて入ったのは二時半くらいだった。
最初に頭部と胸囲、それから身長と体重…。　着ているものを
全部脱がせてからだったのだけど、ベビーは服を剥ぎ取られて
ギャーギャー泣いていた。　体重は5000gを超えていた。
重いわけだ…。　
ドクターは苦笑いして
「退院が1/25、その時2980gでひとつきに大体1kg増える
わけですから、1kg多いですけれど…まぁ、健康状態も良さそうですし…大丈夫ですよ」
と言われた。　やはり肥満気味かな…？　二重あごの子供は
うちだけだったような…。

次に診察なのだけど、少し待たされた。
その間、ベビーはオムツのみでバスタオルに包まれて待機…。
また呼ばれて、診察を受ける。
あたしは便秘気味（自力で出せなくて、毎日肛門刺激をしている）の事や出べその事、皮膚が所々赤くなっている事など、気に
なっている事を色々聞いてみた。
別に問題は無いと言う。
とりあえず良かったのかな？

その次に注射（シナジス）。太ももに打つ。
ベビーは一瞬ウギャッって泣いたけど、すぐにおとなしくなった。
また一ヵ月後にもう一回この注射をする事になった。
可哀想だけど、予防の為だからね。

結局、病院を出たのが5時少し前…。
大きな病院は、結構時間がかかるのね。
順調に育っているみたいで、ホッとした。

明日は明後日の面接に持っていく履歴書を書かなければ。
今度はママが頑張る番だ。

先週ハローワークで選んだ会社を2社受ける事にした。
・・・と言ってもまだ書類作りの段階で。
明日またハローワークへ行って、担当の人に書類を見てもらって
応募となる。一つは書類選考（通れば面接）と、もう一つは面接。面接のみの所は、今日連絡がきて今週の金曜日に面接をする
事になった。　久々の面接・・・緊張するなぁ。

水曜日はベビーの検診。
最近ベビーが便秘になって（自力で出せない）苦しんでいます。
毎日ウンウン唸るので、肛門刺激をして便を出してる状態。
未熟児で産まれていると、どっかしら悪い所が出ちゃうのかしら？　
便が出ないから、ミルクもあまり飲まない。
飲んでも、腸が胃を圧迫しているせいか吐いてしまう。
腸に問題があるとしか思えない。　病院に行ったら、聞いてみようと思う。　唸って、踏ん張って、出るものが出なくて、終いには泣き出してしまう。　最近はそんな毎日です。

お友達が、「赤ちゃんの、ミルクの欲しい時・オムツがぬれて気持ちが悪い時・ただ甘えている時の泣き方が違うんだよ」
って言っていたけれど、まだ泣き方の違いなんてわかりませんね。　

ハローワークへ行ってきた。
実は、火曜日も行ってきたのだけど、産後8週間たたないとダメって事で、今日もまた行ってきたのだった。
そう…失業保険の手続きで…。
今回は自己都合だから3ヶ月先…と。
でも3ヶ月たつ前に仕事見付けなきゃ！
ベビーのミルクやオムツが買えないもんね。

ハローワークへ行って、保険の手続きをとった後は、マザーズハローワークという所に行って相談してきた。
そして2，3見付けて来週早々応募する。
正社員はもちろん無理なので、パートのお仕事。
早く決まるといいのだけど。
ベビーがいるから、今度は近くで探したい。

保育園も決まっていないけど、仕事も決めなきゃ…。
保育園の申し込みには、仕事が決まっていないと難しく、
仕事を決めるのには保育園が決まっていないと不利になる。
鶏が先か卵が先かの話に似てる。
パートの申し込みなんて、したことがないからなぁ…。

お仕事探し（子供つき）って大変だわ。
暫く、憂鬱な日が続きそうです。

友人からこんなメールをもらった。

「赤ちゃんに会えて良かったね♪　赤ちゃんって寝てばかり
でしょう？でも寝ながらニヤッと笑ったりするんだよね。
その笑いは神様からの贈り物だっていう話は聞いた事ある？
寝顔ばかりの赤ちゃんに、お母さんが育児の張り合いを無くし
そうになっても、その笑顔を見せて可愛がってもらえるように
神様がくれた遺伝子なんだって。お母さんへの贈り物でもあるよね。　どんな時も一人じゃないから！　頑張れ！！」

確かにそうだなぁ・・・って思った。
あたしはベビーの、この「ニヤッ」に助けられているなぁって。
泣いてばかりで、「も〜、やだ〜！」って思ってても、この
「ニヤッ」てした表情を見ると幸せな気分になってしまうのだ。

魔法のようだね。

ベビーの産まれた日は、雲一つない、とても良く晴れた日だった。
ママは、病室からその日の空をデジカメに撮り、大きく引き伸ばしてお部屋に飾ってある。

「これはあなたが産まれた日の空よ」

って、早く教えてあげたいな。

今日はとっても暖かく、気持ちが良かったので
お昼にベビーを抱っこして散歩に出た。
抱っこ紐は首が座ってから・・・って説明書に書いてあった
けど、洋服を多めに着せてやってみたら大丈夫そうだった。
夜寝かせたい為に外に出たのに、クークー寝ちゃって…失敗に
終わった。　これじゃ、また夜（私が）寝られないなぁ。

初のお散歩は15分で終了。
少ししか歩いていないのに、足首と膝が痛む。
運動不足のせいもあるけれど、ベビーが重くなってきたから、
ミルクをあげる時の正座がきいているのかも知れない。
自分の体重が重いからかな〜（笑）

お風呂の準備をする。
今日は珍しくおとなしかった。
病院にいる頃はまだ小さかったから、容易に片手でベビーの耳を
押さえる事が出来たのに、動きも活発になって押さえにくくなってしまった。　そろそろベビーバスじゃなく、一緒にお風呂に
入った方がいいのかも・・・。

そしてミルクの時間。
寝ている間に搾乳した母乳を哺乳瓶に移して飲ませる。
やっぱり母乳の方が良く飲んでくれる。
今回は150cc飲みました。

来週（28日）はベビーの検診で海浜病院に行く事になっている。　またこの抱っこ紐で連れていこうかな。

今日も午後クラブの仲間達が遊びにきた。
本日は3人。女性二人と男性一人。
最初は女性だけだったのに、独身のOさんも来てしまった。

「かりんさんの事、心配しているみたいだからOさんも行くかも知れません」ってメールはもらっていたのだけど、本当に来るとは思っていなかったなぁ。
また、あたしのお部屋はぎゅうぎゅうだった。

今日初めて来た女性は、仕事で総務人事などをやっている人で、
今後、あたしが仕事をする上で（小さな子を抱えての）こうした方がいいとか、どのようにしたら良いかなどを色々と教えてくれた。　
仕事を見付けないと、保育所へ預ける事も出来なくなってしまう。
パートでもアルバイトでも、とりあえず仕事をしなければならない。　まずはハローワークかな…。

皆が来たのが3時過ぎ・・・今日は大会だったらしい。
到着してからすぐに鹿嶋の彼から電話があった。
バレンタインデーに渡せなかったチョコを渡す為に、今日鹿嶋に帰る前に家へ寄ってもらう事になっていた。

「もうじきかりんの家の近くに行けるけど、大丈夫？」

あたしは今さっきクラブの仲間が来た事を告げた。

「じゃあ、ゆっくり出来ないね…。とりあえず到着したら、また
電話するね」


5分後、また電話が鳴る。
あたしはいつもの場所で待っててと言って、お客さんを部屋に
残したまま家を出る。

彼の車に乗って、チョコを渡し
「ホント、ごめんね。もう少し遅くに来てくれたら、ちょっとだけ長く居られたのに…。」と言って車からおりた。
車のドアをあけようとした時

「ちょっと待って」と言って、キスをくれた。
真っ昼間だから、無いな〜って思っていたからビックリしてしまった。

ホントに数分間・・・車の中で喋っただけ。
彼は帰っていった。


家へ戻り、また皆とお喋り。
ベビーがグズり始めたので、またOさんがミルクをあげる事に
…。（Oさんごめん！）
Oさんは嫌がらずにベビーを抱き、ミルクをあげてげっぷまで
出してくれて、その後も暫く抱っこしていてくれた。
ベビーは今日は160ccも飲んでくれた。
これで長く寝てくれるだろう。

皆は6時過ぎまで居てくれて帰っていった。
区役所へ行って、確定申告だの保育園の申し込みだのと疲れて
いたが、やっぱり皆とお話出来て楽しかったし嬉しかった。


また遊びに来てくれるといいな…。

今日の午後、たこ焼きの差し入れを持って鹿嶋の彼が来た。
急いでベビーにミルクを飲ませ、寝かせてからそっと外に出る。
そんなに時間を取れないけれど、すぐにさよならじゃつまらない
のでお買い物に付き合ってもらった。
西松屋の駐車場でたこ焼きを食べる。
『京たこ』最高です！　

食べ終わってからお店の中へ
紙おむつ，靴下，抱っこ紐…みんなベビーのもの。
抱っこ紐はベビーが産まれる前に『スリング』というものを
買ったのだけど、サイズSを買ってしまい合わないのだ。
このサイズ…ベビーのサイズかと思ったら
（間抜けでしょ？）
装着する人のサイズだって。MかLにしなくちゃ…と言うより、
産まれてから見にいけば良かったな〜。
無駄買いしてしまった。
今日買った抱っこ紐は安くて、装着も簡単なやつ。
首が座らないと使えないけれど、前抱っこしやすそうだ。

買い物が終わって、車に戻る。
「やっぱり時間が気になるよね？」

「うん・・・そうだね。泣いてるかも知れないね」

あたしの家へ向かう。
家には母親が居たので、家の近くではなく駅と家の中間で下ろしてもらう事にしてもらった。

「今日はありがとね。　気をつけて帰ってね」
あたしは買ってきた荷物を持って下りようとした。

「忘れ物なぁい？」

「えっ？ないよ。大丈夫」

もう一度彼は後ろを向きながら
「忘れ物なぁい？」

（あっ！！！　もしかしてバレンタインデーの催促か！？）
そう勝手に解釈したあたしは
「あっ、ごめんね・・・郵送するから（焦）」

彼は
「郵送って？・・・帰っちゃうんでしょ？　淋しいじゃん」

何かと思ったら「チュウ」の事だった。
そこは人通りも車も多い所。

「ここじゃ無理でしょ〜」
暫く人がいなくなるまで粘ったのだけど、ここでは無理だと
思った彼は、場所を移動（何故か神社の駐車場）した。
駐車場にも人や車はいるもので・・・。
人がいなくなった時、
「今だ！」
って言ってチュウ
暫くして
「足りない…もう一回！」
2回目のチュウで、彼は舐めていたのど飴をあたしにくれた。
（昔、氷の口移しやった事あったなぁ…なんて考えてた）

彼と会って、2時間弱…。あっという間だった。
家へ帰ると、ベビーはスヤスヤと眠っていた。
折角、早く会えたのだからもう少し一緒に居れば良かったな…。

さて、勘違いしてたチョコレートどうしようかな〜。
今年も、誰にもあげる予定は無かったのだけど・・・。
明日買って送らないと、14日には届かないし。


寝ながら考えるとしよう。

　

今日は、以前入っていたクラブの仲間達が遊びにきた。
パソコンを設定しに来てくれた二人のOさん（既婚者と独身者）と看護婦をしているNさん。
皆からベビーにお祝いをいただいた。
ミキハウスのお洋服とくつ。ピンク色で統一されていて、早く着せてあげたいなぁと思った。1年後が待ち遠しい。

既婚者Oさんはパソコンの調子を見てくれて、ケーブルなどを部屋の隅に固定してくれたりと、色々やってくれた。
独身者のOさんの方は、Nさんに言われベビーを抱っこしてあやしたりミルクを飲ませてげっぷを出すまでやらされていた。
嫌がらずに、良くやってくれたと思う。　まだ首が座らず、
グラグラしているベビーに悪戦苦闘しながら…。

「何事も経験だし、この先役立つでしょ、きっと」

既婚者の二人に言われて苦笑い。
既婚者のOさんが、その様子を写メに撮る。
誰に見せるんだか…悪用しないでね（笑）

男の人に長時間抱っこされていたのは初めてだった。
やっぱり大きな手や腕だと安心するのか、とても気持ち良さそうに眠ってくれた。



皆、あたしより年上の人で、あたしのお兄ちゃんお姉ちゃんと
いった感じ。　差し入れられたケーキを食べながら、久しぶりに
いっぱいお喋りして、楽しい時間を過ごしました。

狭いお部屋に大人が4人。　
お客さんを招き入れるようなお部屋じゃない（ましてベビーベッドまであって狭い！）のに良く来てくれました。
育児で少々疲れた時は、誰かとお喋りする事って大事だと思う。
ノイローゼになっちゃう人もいるみたい。
あたしは、これからやらなければいけない事がたくさんあって、
一つ一つ片付けていかないといけない。


休み明けから行動します。

あれは10／7の土曜日…まだあたしのお腹は大きかった頃、『ハートカクテル』や『菜』で知られる、【わたせせいぞう】
さんのサイン会があったので、三省堂書店へ行った。
整理券をもらわない事には、サインをもらえない。
サイン会は2時なのに、整理券をもらうために早く行く事にした。　なんたってお腹が大きくて（一応妊婦）、走ったり出来ない。折角行ったのに、整理券もらえないんじゃしょうがないし…。　三省堂は10時からだから、9時半くらいに着けば確実にもらえるだろう…そう思っていた。

なのに家を出るのが遅くなった事と、電車の乗り継ぎの時間が合わなくて待たされた事と、挙句の果てに出口を間違えて三省堂までかなり歩いた事（最初、逆方向に歩いてしまった！）で到着が
11時を過ぎてしまった。

（もう整理券無いかも…。）

心配していたのだけど、整理券は33番目にもらえた。
これで確実にサインはもらえる。
サイン会は2時で、1時半から整列するのでそれまでに集まって下さいと言われていた。
まだかなり時間があるなぁ…と思って御茶ノ水まで歩き、お昼を食べる事にした。
味噌ラーメンとクリームあんみつを食べて、買い物をしながら
三省堂へ戻る。

三省堂に着くとサイン会場の辺りに人が集まっていた。
あたしもその近くへ行く。
マイクを持った人が説明をしだした。

「これから、【わたせせいぞう】さんのサイン会を行います。
2時から始まりますので、整理券をお持ちの方は後ろのプラカードを持った人の所へ行って並んで下さい。」と。
あたしは後ろを振り返った。　プラカードを持った人は振り返ったあたしのすぐ目の前にいて・・・。
なぜかあたしが一番前になった形になった。
その人は、
「ではあなたが先頭でよろしいですか？」
断る理由もないので、「はい」と返事をしてその人に付いて行く。
「この女性を先頭に、後ろに並んで下さい」
そしてお店の横の階段で待たされた。
お腹が大きいので、寒い階段で待っているのは辛かったけれど、
1番ってのが嬉しかった。

時間が来て、サイン会が始まる。
わたせせいぞうさんがやってくる。
あたしは買った本を開いて待つ。
こんな経験は今までにないので、すごくドキドキした。
あたしはサインをもらった後に、握手をお願いして、してもらった。

かりんさんへ…という文字も入れてくれた。
その本は今でも大事に・・・と思ったのだけどー。
あたしはあたしよりも大好きな鹿嶋の彼にプレゼントしたのだ。
だから彼が持っている。

貴重な体験をした事。
わたせせいぞうさんが大好きな彼が喜んでくれた事が、
あたしは嬉しかった。

彼の影響で、あたしも好きになり
漫画本や絵（3万円もした）を購入。
その絵を見ると癒される。

またサイン会があったら行ってしまうかも。

今日お昼過ぎに鹿嶋の彼から電話があった。
月曜日・・・本当は会社だったけど、お休みを取っていたらしい。

「今近くに来てるんだけど、お土産買ってきたから、ちょっと
出て来られる？」と。
（福島にスキーに行って、昨日の夜帰ってきて疲れているのに
寄ってくれたんだ…）

寝ようかな…と思ってお布団に入ったところだったけれど、
会えるんだ〜と思って飛び起きた。

「何にも…お化粧もしていないんだけど」

「いいよ。すっぴん見慣れてるし（笑）」

「・・・」

10分足らずで着くからと言っていたので、ホント顔をつくる
暇もなし。　Tシャツにジーパン、シャツを羽織って外に出る。
玄関を出たら、彼の車が見えた。

車のトランクからお土産を取り出して、
「はい、お土産」
と差し出す。

『福島の三大ラーメン』
喜多方・郡山・白河と2食ずつ入っている箱だった。

「食べたら感想を聞かせてね」

その場で少しお話して、彼は帰っていった。
帰りにホームセンターへ行って、お魚（熱帯魚）物色するらしい。　何度か一緒に行って、お魚を買ったりした。
またいつか一緒にお魚選んで買ったり出来るかな…。


家へ戻ると、ベビーがグズり始めたところだった。
女の顔から母の顔へ戻る瞬間。


さて…ミルクかな？　オムツかな？

ベビーがなかなか寝てくれなくて、朝方まで格闘。
最後には泣かせっぱなしにしておいて…。

9時くらいに抱っこする。

「ん？」

ベビーのおしりの辺りが湿っぽい。
慌てて見てみると、オムツがずり落ちて（…と言うか半ケツ状態？）服にまでおしっこが染みていた。

これでは泣くわけだ。

「ごめんね〜」って頭を撫でながら着替えをする。
すぐに泣き止んだ。

やっぱり気持ちが悪かったんだね…ホントごめんね。

しばらく寝てくれていたのだけど、やっぱりグズる。
便秘のせいで、苦しいのかもしれない。
母乳と粉ミルクの混合だけど、粉ミルクは便秘になりやすいの
かな？　最近はあまり母乳が出なくなってしまったので、粉ミルクの方が多い。
あたしの便秘症まで似ちゃったのかしら！？



ぐっすり眠りたい…。




ひなさん♪

相互して下さって、ありがとうございます。
これからも宜しくお願いしますね☆

「いつでもメールしてきていいよ」

彼は言ってくれたけれど
家族旅行に行ってる時にはやっぱり遠慮してしまう。
あたしは彼と一緒の時、彼のメール受信音とかが気になるから…。

夕方携帯が鳴る。
彼からのメールのの着信音。

「スキー終わって、お風呂に入って今宿で寛ぎ中です。
お土産買っていくからね」と。
（きっと、奥さんと子供はまだお風呂入っているのね…）
隙をみてメールをくれたのだろう。
なら、今は平気かな？と思い、返事を出す。
また返事が来る。
また返す。
・・・その後はこなかった。
（戻ってきちゃったいかな？）
それ以上はメールしない事にした。

彼を奪いたいなら、好きな時にメールすればいい。
何度も…奥さんが気づくくらい。
大好きだし、いつも一緒に居たいって思う。
最初から解っていたから、それ以上想ってはいけない事。
妻帯者と知ってて付き合っていたのだから、淋しい思いをするのは覚悟の上。　


どうして、そんな人ばかり好きになってしまうのだろう…。
この先、どうなってしまうのだろう…。
こういう恋愛をしている人は、どう思うのかな…。
ベビーの寝顔を見て、彼をダブらせて複雑な思い。



会いたいよ…。

声が聞きたいよ…。

今、何しているの？


昨日会ったばかりなのにね。
彼と会えない休日は、いつも色々と考えてしまうのでした。

今日は鹿嶋の彼と会える。
いつものように3時間とか一緒にはいられないので、
会ってちょっとお話する程度だけど。

あたしの家は、鹿嶋から東京に帰る途中にある。
週末東京に帰る彼は、
「かりんと待ち合わせする時下りる高速の出口を素通りするのはなんとなく寂しい」
と言って、今日は差し入れをしてくれるらしい。

彼は、あたしの家の近くに着くと電話をくれた。
ベビーは寝ていたので、すぐに家を出る。
玄関を出たら、彼の車が見えた。

「乗らない？」

その場で喋って、帰るのかと思った。
あたしは助手席に乗る。
前に行った近くの公園に行く。

「明日早いんでしょう？」

彼は明日から奥さんと子供とスキーに行くのだった。

「少し遅くなるって言ってあるから大丈夫だよ」

彼は買ってきたバーガーを出して、一緒に食べた。
食べ終わって、少しお話をして持ってきてくれたお土産を
いただく。

「もう一つお届けものが…。」

そして温かいキスをくれました。
また泣きそうになってしまった。

それから家まで送ってくれて、彼は東京に帰っていった。

CoCo壱のビーフカレー（レトルト）とシソ納豆。
モスバーガーとポテト…。
本日の差し入れです。

この日、お昼に母とロッテリアに行ってバーガー食べたなんて
口が裂けても言えなかったわ…（笑）

ノイローゼ気味になってしまったようだ。
・・・と言っても、飼っている犬の話。

ベビーが退院してきたのは25日。
あたしの部屋の向かいが現在犬部屋になっている。
もともと妹の犬なのに、妹は彼氏の家に行ってしまい、あまり家に帰ってこない。母親は2匹の猫の世話をし、あたしはベビーに
かかりっきり…。　お散歩どころじゃない。
ずっと部屋に篭りっきりだと、人間だっておかしくなる。
24日頃から、夜変な鳴き声がするねって母親と話をしていて、
母親が様子を見にいったら、飼い犬のMが尻尾を噛み部屋中血まみれだった。　翌日（25日）はベビーの退院だったので、
病院に連れて行けず、夕方母親が連れて行った。
ストレスからこんな奇行に走ったのだろう…と病院の先生が言っていたようだ。　また家に帰っても噛んでしまうかもしれないと
言うことで尻尾は切断。　血統書付きの犬でも、こんな事になっちゃうなんて…可哀想だなと思ったのと、妹に腹がたった。

まだ血の臭いの残る部屋…今日飼い犬は家に帰ってくる。
随分、寂しい思いをしたのだろう。
尻尾のなくなったMを見るのは辛いや…。

今日やっとベビーの積み立て通帳を作る事が出来た。
お昼にミルクをあげて、寝かしつけた後、行ったのだけど…。
窓口でやりとりをしてお金を出すだけになった時、バッグにお財布が無い事に気づく。
「すみません…お財布を忘れちゃって…。15分以内に戻りますので、預かっておいてもらえますか？」
と言って急いで取りに帰る。
（こんな事なら、バッグをかえなければ良かった）
お財布を取りに帰って、また郵便局へ。
やっと通帳が出来た。

少しずつ、貯めていってベビーにあげたいと思った。



イブさん♪

こんにちは（…こんばんはかなぁ？）
最近は娘の話ばかりですが、
これからも宜しくお願いしますね。

今日はベビーを産んだ病院でママの一ヶ月検診だった。
ベビーを母親に見ててもらう予定が、喧嘩をしてしまった為に
言えず、どうにか寝かしつけてタクシーで病院へ。
11時の予約。回復も良く、心配ないと言われ急いで家へ帰る。
12時前に家に着く。お部屋に入るとちょうど泣き出したトコだった。（もしかしたら、泣いていたのかも…）
おっぱいをあげて寝かしつけてから食事。　考えたら朝も食べて
いなかった…。ペコペコだった。

スッゴク、眠い！
慣れるのか？　こんなんで…。
さらに不安になった。

おっぱいがあまり出ないから、冷凍母乳を解凍して与える。
それでもグズっていたので、またおっぱいをあげたら吸う。
どれだけ飲めば気がすむの〜？　大丈夫かな〜？
どんどん大きくなりそうです。体重は3000を超しました。

「泣いちゃ、おっぱいをあげてください」
看護師にそう言われたけれど、間隔が短くて大変！
途中、冷凍保存してある母乳を解凍して哺乳瓶であげたり、
下（1階）まで行けない時は粉ミルクを作ったり…。
飲まなくて何回か捨てたりもした。
…全くリズムがつかめない（泣）
飲んだ後もなかなか寝てくれず、早目に横に寝かすとしゃっくりが出て止まらなくて困る。　それの繰り返し。

年齢がいってからの子育ては大変…と言う事がわかった気がした。


夕方鹿嶋の彼が東京に帰る途中、うちに寄ってくれてベビーカーを届けてくれた。　お土産と言って、かりんとうと風邪薬（授乳中でも安心のドリンク剤）をくれた。
受け取って、彼と別れ家に入る。　紙袋の中にポチ袋が…。
お祝い金が入っていた。
ベビー貯金にしてって。
彼が教えてくれた、子供の通帳の事。

「子供の通帳を作ってね、最初にお誕生日の1228円（12/28）入れて作るの。その次に体重2300gだから2300円。
そうすれば記念になるし、忘れないでしょ？　色んな人からお祝い金だとか貰ったら、その通帳に入れていって貯めてあげたり子供の為に必要な時は、そこからおろせばいい。郵便貯金の方がいいと思うよ」

いい考えだと思った。
あれから何度か郵便局へ行っているが、子供の身分証明が無いと作れないとか、4時で受付終了とか、まだ作れていない。
月曜日には行けるかな。